今でこそ月の半分を海外で過ごしていたりしますが、独立してから結構長い間、基本は自宅で働いてました。
あまりに家にいすぎたので、妻から「外で仕事してくれ」と言われたこともあります。
まあ、四六時中、夫に家にいられると、息抜き出来なかったんでしょう。
その頃、働く場所は自由ではあったけど、実務の大半を自分の手を動かして作業をしていたので、締め切りや緊急対応に追われることもしばしば。
どこでも仕事が出来るというのは、どこにいても仕事から逃げられない、ということでもあります。
まあ今でも、平日はメールや何やらで休まらないけど。
ある時、後出しの仕様変更で、数日徹夜で対応を余儀なくされた上、納品に至らないというトンデモ案件があり、すっかり消耗していました。
何かの打ち合わせで、北海道への航空券をとっていた所その件がポシャってしまったので、疲れ切っていたのもあり、その北海道行きはキャンセルしようと思ってました。
が、妻が「息抜きに行ってきたら」という事を言ってくれたので、気分転換に一人旅で札幌〜小樽あたりを周りました。
学生時代に、毎年バイクで北海道を周っていたこともあり、一人旅と北海道は元々好きなので、その時はワケわからん仕事(いやギャラ受け取って無いから仕事ですら無いな)で受けたストレスを解消しに行ったのでした。
今思うと、このあたりの時期を境に、徐々に1人で旅に出ることが多くなりました。
それまでは、家族ラブ過ぎて、何日も離れるとか嫌だったので。
その後、オフショアパートナーであるベトナムの会社関連でハノイに行くようになり、そんなタイミングで海外を飛び回ってるブロガーさんと知り合い、雪だるま式に仲間が増え、あちこちに顔を出すようになっていくんですが、長くなりそうなので続きはまた。