飛行機の離着陸時に、ノスタルジックな気分になるのはなぜなんだろう。
年間数十回飛行機に乗るのに、いまだに毎回感じる感覚。
眼下に見える、知らない家に住む人々の生活や歴史を想ったり。
雲海と流れる雲と、雲間から差す夕陽の光線を見たり。
同じ場所にいると飽きるタチなので、移動は好きなんだけど、移動する時はなぜかもの寂しい。
何か特定の思い入れがある場所とか、人と別れるとかそういう事がなくても感じる。
離れるのが嫌なのか、到着するのが懐かしいのか。
もしかしたらそれを感じたくて、飛び回っているのかも知れない。