▪️案件77 セミナーの中継案件
ある一般社団法人が、独自の資格検定制度を作っています。
いくつか資格の分類があるんですが、1番下のランクの講義を受けてテストを受けるタイプの検定費用が15,000円程度。
それが現在は、実地で対面で講義をするスタイルをとっており、会場の場所や、スペースの問題で一度に受講できる人数が限られているとの事。
それによって、現在待ち人数が1000人ぐらいいるそうなんですね。
なので、これをオンライン化してしまって、遠隔地の人でもいつでも受講・受験できるようにしたい、いった相談がありました。
これはレベニューシェア案件なので、お金をもらってシステムを作ると言うことではなくて、システム自体は無料で作るので、実際にそのシステムを利用して発生した利益を分配しましょうと言う話です。
これはこれで、現在進んでいます。
その一環で、そこはセミナーもよくやっているようなんですが、これも会場のキャパや開催場所によって、来られない人が結構いるらしく取りこぼしているので、なんとかしたいと言うような話がありました。
僕はよくリモートでのミーティングにZoomと言うリアルタイムオンライン会議システムを使っています。これが便利なのでそういったセミナーにも使えるかなと思い、提案しています。
セミナー料金を払った人だけZoomに招待して、本人であることを確認しつつオンラインセミナーへの入室を許可する。
なので、
- オンライン課金の仕組み
- 現場でのズームの操作
- 撮影機器等の手配
この辺をパッケージ化してしまえば、他にも結構使えるんじゃないかなと言うふうに思っています。
例えば、以前相談を受けたことがあるんですが、お医者さんの学会。
学会と言うのは最新技術とか、研究内容を共有するような会議のことです。
お医者さんは、最新の情報を常に入手していかないといけないので、学会に参加はしたい。
しかしセミナーに参加する場合もちろん会場が決まっているので、その日は遠隔のお医者さんだったら、病院を休んで、交通費をかけて、ホテル代もかけて、学会に参加することになります。
お金も時間も手間もかかります。
そこで、そういった学会もオンラインで開催してしまえば、主催者側も参加人数を増やすことができますし、お医者さん側も、わざわざ時間と労力とお金をかけてかけなくても参加することができるので、とても有用だと思います。
なので、前述の仕組みをパッケージ化して、そういった医療関係の学会に提案すれば、喜ばれるのではないかなと。
ちなみに、僕の知り合いで美容系の医療学会を開催してるところがあり、以前その話をしたことあるんですが、1つ懸念点。
そういった学会の場には、製薬会社等の営業の人が来ていて、参加したお医者さんに自社の医薬品を営業するような場にもなっている、と言うことなので、もしオンライン上で学会に参加できてしまうと、そういった場がなくなってしまうのが困る、と言うような側面もあるようでした。
まあ、それはそれで、動画の最初や最後に医薬品広告を出すとか、オンラインで参加するお医者さんのメールアドレス等の連絡先のリストが手に入るわけなので、それは個別で営業かけるとか代替手段は考えられるのかなとは思います。
まずは、誰かのためになる・誰かが便利になる、と言うようなところに主眼を置く方が大切なんじゃないかな、と思います。
ということで、こんな案件に興味のある方もしいればお声掛けください。
開発とか、デザインとか、営業とか、撮影とか、操作とか、業界関係者とか、絡めるポイントはいくつか考えられるかなと思っています。